外食と意識の話

僕は小さい頃から外食というものをあまりしたことが無かった。理由はと言うと家の祖父が大の外出嫌いで、家族でどこかに出かけるという事を極端に嫌っているからだから。さすがに老いた男1名だけ家に置いて行って自分たちだけ旨いものを食う、という所業は気が引けるので、必然的に外食はしなくなる。せいぜい外食に行くのは父の実家に帰った時くらい。でもしょっちゅうは実家に帰らないので、久しぶりに帰るという事は同時に久しぶりに外食をするという事を意味している。

そして、今。相変わらず祖父を含めた家族全員で外食をするというのは一回も無いものの、友達たちとどこかに行ったついでに、外でご飯を食べるという事も多くなってきた。その時に感じるのが、僕と友達との間での外食に対する意識の違いというもの。

割と友達は、外食へ行っても平気で食べ物を残したりする。ラーメンのスープを飲まなかったり、付け合せの野菜を食べなかったり。残すのは食べ物の好き嫌いもあるだろうからしょうがないとしても、そもそもそんなに量を食べないという友達もいる。

あまり外食をせず、家でもそんなに食べない僕にとって、+200円や300円だけでソフトドリンク飲み放題や、ご飯のお替り自由というシステムはパラダイスと言っても過言ではない。ソフトドリンクだったら、膀胱がはち切れる寸前まで飲みたいし、ライスであれば毎度毎度こんもり盛りたいくらいなのだ。

まぁ、何が言いたいかと言うと、人が機嫌よくお替りをしてる時に半笑いで「よく食べるねぇ」という人間。僕はそんな人間が大嫌い、という事です。お替り自由なんだから、少しはお替りしたらどうだ?胃袋の大きさの違いがあるから強制はしないけど、だったらなぜ、人を小馬鹿にする?お前と俺の中で外食に対しての意識が違うんじゃ。お後が宜しくないようで。